僕の姫様、必ず守るよ

「なんでここがわかったの?

 桜龍って何?

 そこにいる人達だれ?」




「質問攻めだね。

 一個ずつ答えるね。

 まず、ここを突き止めたのはなんとなく
 胸騒ぎがして、凪に調べてもらったから。

 凪っていうのは、後で紹介するね。

 それで、桜龍っていうのは、暴走族の名前。

 一応、この辺ではNo.1の暴走族って
 言われてるよ。

 僕は、その桜龍の総長なんだ。

 で、ここにいるのが僕の大切な仲間だよ」




私が、雅の近くにいた頭良さそうな黒髪の
男をを見ると




「私の名前は伊織です。

 雅と同い年の高校3年生です。

 ちなみに、桜花さんと学校も同じですよ。

 桜龍では、副総長をしています。

 で、私の隣にいるのが「俺の名前は大和!
 1番隊隊長兼特攻隊長。よろしくな!桜花!
 ちなみに桜花のクラスの隣のクラス
 だから!」



と赤髪オールバックの人が自己紹介を始めた。
伊織っていう人は話を遮られて不服そう。
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