僕の姫様、必ず守るよ

ー桜花サイドー



私は昼休み、久しぶりに屋上にきていた。



「雅のことずっと避けてて、ここに来るのも
　久しぶりだな~」



久しぶりに屋上で横になると、
澄み切った青い空。


程よく照りつけてくる、太陽が心地よかった。


久しぶりに屋上にきたのは理由があった。


それは、雅に桜龍の姫にしてほしいって
正直に言うため。


雅に会うのに、雅の教室まで行こうとしてみたけどそういえばクラス知らなかったことに気づいて断念。


話も話だから教室知っても、やめた方が
いいかなとか、学校では根暗そうな男子
みたいだからもしかしたら周りに暴走族って
バレたくないのかもとか、色々考えた結果
昼休みに屋上で待つことにした。



昼休み来なかったら、他の3年生に教室聞いて
行ってみようと思いながら待っていた。