僕の姫様、必ず守るよ


「本当に、私でいいの?

 不良少女だよ?

 みんなにも酷いこと言ったよ?」


化粧が崩れるぐらい、ボロボロ泣きながら
雅に言った。



「もちろん、大歓迎だよ!

 僕達だって、不良だからお揃いだね。

 みんな、そんなこと気にするような
 小さい器は持ってないから大丈夫!

 改めてよろしくね、姫。」



「こちらこそ、よろしくお願いします」


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