僕の姫様、必ず守るよ
すると突然伊織が心をよんだみたいに
「私たちは、学校にそもそも行かないので
女性の方々と話す機会すらないですよ。
それに、学校では桜龍のことは秘密
ですし。
バレると色々めんどくさいですからね。
だから、総長の雅も普段はあんなダサい
格好をしてるっていうわけです」
「ダサいって伊織、酷いな~
変装がうまいっていってよ!」
雅が頬を膨らませながら、拗ねている。
「だって本当のことでしょう?」
「ダサいのは認めるけどさ~
わざとダサくしてるからね」
雅と伊織の関係、この間も思ったけど素敵だと思った。