僕の姫様、必ず守るよ


すると突然伊織が心をよんだみたいに




「私たちは、学校にそもそも行かないので
 女性の方々と話す機会すらないですよ。

 それに、学校では桜龍のことは秘密
 ですし。

 バレると色々めんどくさいですからね。

 だから、総長の雅も普段はあんなダサい
 格好をしてるっていうわけです」



「ダサいって伊織、酷いな~

 変装がうまいっていってよ!」



雅が頬を膨らませながら、拗ねている。


「だって本当のことでしょう?」


「ダサいのは認めるけどさ~

 わざとダサくしてるからね」




雅と伊織の関係、この間も思ったけど素敵だと思った。


< 55 / 280 >

この作品をシェア

pagetop