僕の姫様、必ず守るよ


「みんな、おはようー」


下の子達に挨拶して、幹部室へ向かう。


すでに、みんな揃っていてテレビゲームを
していた。


伊織はもちろん不参加。


ソファで、本を読んでた。


みんなはソファの下で、カーレースみたいな
ゲームをしていた。
 


「桜花!いいところにきた!

 お前も参加しろよ。

 あっ、大和はもちろん強制参加な!」




「流生、自分が弱いからって桜花ちゃんを
 無理やり呼んだらダメだよ」


雅が間に入ってくれたけど、




「そんなの関係あるか!!

 いいからやるぞ!」




と流生にリモコンを渡されてしまった。


私と雅と大和と凪と流生という、異様な
メンバーでゲームをしていた。



「おぉーー!桜花!
 
 お前一番じゃん!!

 ゲームうまいんだな!」


大和が褒めてくれた。



「初めてやったから、緊張したけど
 楽しかった!」



「なに、終わりみたいな顔してるんだよ。

 まだ、やるぞ!!」


「まだ、やるのー!」


流生と凪がもう一戦やるか、やらないかで
揉めている。

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