僕の姫様、必ず守るよ


「よし!花火しよ!花火!」



雅が眼をキラキラさせながら、花火を持って
きた。



「倉庫の前でやったら、どっかに引火しそう
 じゃない?」



心配してる凪。



「大丈夫!倉庫の前の一部分を草取りして

 周りに燃えやすいもの撤去して

 おいたから!」



「こう言う時の、準備だけいいですね」



「伊織!

 こういう時じゃなくて、いつもでしょ!」



「はいはい、それじゃやりますよー。

 凪、バケツ用意してください。」


「ラジャッ」



雅のことをみんなスルーして、花火の準備
を始めた。

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