12月先輩~約束して下さい。~
私と先輩は、一週間も手を繋いでいる。
とっても温かい手をした先輩がいた。
いつも、吹雪が吹いていて、雪だるまを頭に乗せている。
その雪だるまが、しゃべるんだっ!
ほぼ、聞こえない声で・・・・・・!
頭のてっぺんからつま先まで、凍っていた。
瞳から、真っ赤な金魚をこぼしていた。
口からは、自転車を吐いていた。
その一台一台の自転車を担いで、先輩は歩いていた。
先輩の左足は、ゾウの鼻で、右足はサルの口だった。
とっても温かい手をした先輩がいた。
いつも、吹雪が吹いていて、雪だるまを頭に乗せている。
その雪だるまが、しゃべるんだっ!
ほぼ、聞こえない声で・・・・・・!
頭のてっぺんからつま先まで、凍っていた。
瞳から、真っ赤な金魚をこぼしていた。
口からは、自転車を吐いていた。
その一台一台の自転車を担いで、先輩は歩いていた。
先輩の左足は、ゾウの鼻で、右足はサルの口だった。