~月のような君と~


「まだ来てないみたいだし、中で待ってようよ!」

「そうだね。そういえばさ、その彼は何歳なの?」


「ん?あー、大君?18歳になるよ!一緒に来る人も同い歳だって!」


だいくん‥?彼の名前かな



「そうなんだ。皆、社会人って事?」


「え?華、なに言ってんの!高校3年生だよ?うちの高校の人達だよ〜!」


‥‥‥


「え?私達と同じ高校に通ってるの!?」

「ん〜でもまぁ、知らなくても無理はないか〜、全然来てないみたいだし!」


「へぇ、そうなんだ、知らないや。」

「華は噂とかどうでもいい!って感じだもんね!大君達、学校では超有名なんだよ!」


高校で有名?動画投稿者か何かって事かな?


「イケメン集団!喧嘩強い!お目にかかれたらラッキー!って」

「なにそれ、」


「私もあんまり分かんないんだけどね、喧嘩じゃあの人達の右に出る人は居ないんだって!」


「強すぎるって事?」

「そうみたいだよ?敵も多いって言ってた!でも大君はそんな感じしないんだけどな〜」



そんな人達と今から会うなんて

ちょっと緊張してきたな。
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