~月のような君と~


「華ちゃん!!会いたかったんだぞー!!」






そう言って魁斗さんは私の隣に座った。





「大君!皆も!なにしてるの?」


「なにって、飯食いに来たんだよ!香織こそ、なんでいるの?」


「なんでって、華とパスタを食べにきたのぉ!!」







すごい偶然。


チラッと朔夜を見たら


朔夜も私を見てた…








「華ちゃぁ〜ん!久しぶりだね!!会いたかったよぉ〜!!」


「マリさん、お久しぶりです。」





なんでか皆は、私と香織の席に座り出した。





朔夜の隣はマリさん。








「おい」








!?



「竜さん、どうしました?」



「モヤモヤは消えたかよ」







誰にも聞こえない小さな声で

竜さんが私に聞いた。
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