~月のような君と~



え、っと。


やば、隣座られちゃった。

これじゃ移動しようにもできない







「あんた、なにも飲まないの」









ビックリした。



「いらないです」


「あ、そう」






「どうも、初めまして。俺は大河、浅倉大河。よろしくね。」





「あ、はい」



「そこに怖い顔して座ってる黒髪が、八神 竜だよ。」


教えてくれてるんだ。


「そのうるさいツーブロックが、一条 魁斗。」


「魁斗でーす!!!」

「その女々しい金髪が、」

「女々しいってなんだよ!香織が可愛すぎるだけだバカ!!俺は、進藤 大!香織の彼氏!よろしく!」


「彼氏ってなに!?まだ付き合ってないじゃん!!」


「今日から俺の彼女になってくれる?」


「大君のバカ!!当たり前でしょ!!!」



「うん、おめでただね。で、華ちゃんの隣に座ってるのが、月城 朔夜。」



つきしろ さくや‥

カッコいい名前だな。



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