~月のような君と~


「私さっ、凄く汚れてるんだ〜!だからっ、朔夜とは釣り合わないって言うか、全然綺麗じゃないし!!だから、ごめんね。」




自分の気持ちを隠すように

私は笑った。


でもきっと、そんなのは無駄なんだ。



だって朔夜は、月だから


きっと私の気持ちなんて分かってる。













!!










朔夜は私を抱きしめた








「5年後、10年後、多分お前は、俺のものだ。」









‥ほら。


朔夜はきっと分かってる。

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