～月のような君と～

5人だけの話

「お〜朔夜、遅かったな！華ちゃん送って行ったのかー？」


「あぁ、それよりなんでお前ら倉庫にいんだよ、帰らなかったのか？」


「あ、そうなんだよ！竜がさ、お前に大事な話があるからって言うからさ！香織送ってそのまま来たんだよ！なぁ、竜！」

「大事な話？なんだよ、竜」












「お前、華の事好きなんだろ？」


「は？なんだよ急に」


「え！？そうなのか！？？朔夜お前、華ちゃんの事好きなの！？」


「魁斗は黙ってろ。それで思ってたんだけどよ、お前なんでマリをすぐ突き離さなかった。華がお前を好きな事くらい分かってただろうが」

「え？華ちゃんも朔夜の事が好きなのか！？」

「魁斗っ。また黙れって言われるよ。」

「あ、あぁ。静かにしとくよ大河。」