~月のような君と~
父親だけのもの
「なに持ってんの‥?」
「見ればわかるだろう?」
「‥‥」
「残念だよ華。ワタシはお前にこんな事はしたくないんだ、でもしょうがないよなぁ?他の奴に抱かれるくらいならワタシに逆らえない事を今ここで教えてやろう。心配するな、こんな物で死なないよ。」
「なに‥言ってんの‥っ」
「ワタシだけのものだと体に覚えさせてやるんだ。」
殺される‥
そう思った。
父親はその花瓶で私の頭を殴り
布団を剥がして、私の胸を舐めてきた。