~月のような君と~








「こっちも鍵閉まってんぞ!」


「こっちもだ」


「ねえ!早くっ。どこか開いてないの!?」




くそっ。


どこも開かねぇ。







「どうする?朔夜。」







‥‥‥














「割る。」


「は!?人ん家だぞ!」


「そんな事どうでもいんだよ!!華のためなら関係ねぇんだよ!!」









「じゃあ、早く割るぞ」



「竜までっ‥あーもう!しょうがねぇなっ!!」





「朔夜!多分ここリビングだ!!」










「助けて!!朔夜っ!!!!」








華の声‥‥















パリーンッ













!!!


< 144 / 165 >

この作品をシェア

pagetop