~月のような君と~



皆、声を失ってんな。


無理ねぇか‥








「なにをしているんだ!って、君は‥」








「おいクソ野郎、離れろ、殺すぞ」







俺は今にもこの男を殺してやりたい






でも、そんな事よりも先に‥








俺は近寄ってその男を蹴飛ばした



裸で目を瞑ってる華に

毛布を被せた。



「ごめんな。遅くなっちまった。」


華を力いっぱい抱き寄せた。


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