~月のような君と~
それから俺達は、華を救急車に乗せて
警察に事情聴取をされて
何時間か経った後
やっと病院に来れた
「先ほど搬送された、百合園 華 何号室ですか?」
「お調べしますので少々お待ちください。」
「香織ちゃん‥‥?」
「っ華ママ!!」
華のお母さん‥?
「香織ちゃん‥‥」
華のお母さんと目が合った
多分、相当泣いたんだろう。
目が真っ赤だ
「華を助けてくれたのは、あなた達ですよね?ありがとう。本当にありがとう。」
深く頭を下げて俺達に礼を言った。