~月のような君と~



私、なに考えてるんだろう。

違うじゃん

まず最初に言わなきゃいけない事あるじゃん。






「皆‥‥ありがとう。」












香織、大河さん、魁斗さん、大さん、竜さん




朔夜。




皆の顔を見るなり私は

ありがとうでいっぱいになった。











「なに改まってんだよ!変だなぁ!!」


「問題ないよ」

「そうだよ、華!」





「まぁ俺は、朔夜の事恨んでっけどなー!」


「は?なんでだよ」



「おまっ!!なんでだと!?聞いてくれよ華ちゃん!!朔夜の奴、止めようとしたらさ殺すぞとか言って来やがったんだぜ!?」



「朔夜を止めるのは命懸けだからね。」

「魁斗!あの時お前はよくやったと思うぞ!!」


「だから悪かったって言っただろ、根に持つなよ」



「バカか!持つわ!!」



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