~月のような君と~



「お姉ちゃん、起きてる?お母さんがご飯だって!」



「咲、おはよう、着替えて行くね。」




笑顔の咲を見ると安心する。



これからもずっと、あの可愛い笑顔で居てほしんだ







「お母さん、おはよ」

「華おはよう!って、あれ?華寝不足なんじゃな〜い?」



「え?ちゃんと寝てるよ、どうして?」


「クマが酷いわよ?ちゃんと寝てるならいんだけど。さっ、ご飯食べましょ!あら、お父さん起きてこないわね〜。」


「まだ寝てるんでしょ、先に食べようよ。」




起きてこないで。


なるべく顔は見たくない。




「そんな悲しい事言わないであげてよ〜。華、起こしてきてくれない?」



ビクッ




「え?やだよ、お腹すいたし。」




「いいじゃない!ほら!行ってきて!」





怖い‥‥



下にお母さんも咲もいるから

なにもしてはこないと思うけど‥








コンコン




< 20 / 165 >

この作品をシェア

pagetop