~月のような君と~
私も。
「おじゃまします」
「お、来たかお2人さん!どうぞ!!」
「大君!これ、皆で食べようよ!シュークリーム!買って来たの!!」
「お、香織ちゃんと華ちゃん!なにそれ、シュークリーム?」
いない…
大さん、竜さん、大河さん、魁人さん
朔夜さん、いないんだ。
それはそれで、ちょっと安心…?
私さっき、会いたいなんて思ってた?
なんでだろ
会ってなにを話すんだろう
一緒に居たら安心した
後ろを歩くと大きな背中
妙に落ち着く低い声
私を見てる目
月のように輝いて見える銀髪…
私も、いつか朔夜さんみたいに輝けたらいいな。