~月のような君と~

作った場所



「朔夜は俺達を1番に考えてくれる。絶対に人を裏切らない奴でね。そんなあいつに俺達はついて行きたいと思ってる」




「その朔夜が言ったんだよな!」






(俺は、俺の大事な奴らが辛い時、笑いたい時、誰かに話を聞いてもらいたい時、理由はなんでもいいから、そいつらが安心出来る居場所を作ってやりたい。ここにくれば幸せになれる、そう思える場所を作りたい)






「それで出来たのが倉庫なんだよな!朔夜を慕ってる奴ら、友達、もちろん俺達も、行きたい時に行く。それがどこかに属すとできないだろ?絶対のルールになっちまう」


「だから朔夜はどこにも属さない。俺達も朔夜の意見を主張してるんだ。」










「倉庫は、そんな朔夜が作った場所だ」











大河さん、魁斗さん、大さんが色々教えてくれてた時


ずっと黙って聞いてた竜さんが最後に口を開いた




あの竜さんが口を開くぐらい凄い事なんだって


そのくらい朔夜さんは信頼されてるんだって分かった。

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