~月のような君と~
倉庫
「ここだよ!」
あれから大さんの家を出て
倉庫に向かった
ここか‥‥
結構大きい
中に入ると、沢山の人
ケーキにチキン、色んな食べ物と
飾りつけ
凄い。
「お疲れ!!いい感じじゃん!!」
「お疲れ様です!めちゃくちゃ時間かかりましたよ〜!あ、魁斗さん!誕生日おめでとうございます!」
「お〜!お疲れ!もう来たんだな!遅くなるかと思ってた」
「魁斗が早く祝われたいってうるさいからね。」
「は!?そんな事言ってねーよ!!」
「いや、魁斗君は言ってそうですね!!」
この人達が朔夜さんの大事な人達って事だよね
敬語使ってる人もいるし、年齢バラバラなんだ。
「朔夜は?」
!!
そうだ、、まだ見てないな。
「あれ?さっきまでここにいたぞ」
いるんだ。
ここにいるんだ。
会ったらなんて言おう
なにも言わなくていいのかな
でも無視っておかしい‥?
いや、こんなに人いるし、私には話すどころか目もむけないよね
「よぉ」
!?
…え?
「あ、朔夜!どこ行ってたんだよ!」
「便所。」
後ろから朔夜さんが私の横を通った