~月のような君と~

香織と華




それから皆は、はしゃいでる


ご飯を食べてたり、トランプしてたり

話が盛り上がってる人達もいれば

言い合いしてる人もいる



「皆、仲良しだね。見てたらこっちまで笑顔になっちゃう」


「そうだね。」

「でも、私と華も負けないくらい仲良しだも〜ん!」


「フフッ 誰に張り合ってんのよ」


「2人とも、ケーキ食べるでしょ?」



大河さんがケーキを持って来てくれた


「嬉しい!いただきます!!」


「ありがとうございます。」


「本当、大河君って優しいよね!!」


「そうかな?普通じゃない?ここにいる奴らもこんな感じだよ。」


あんまり喋らない私にも嫌な顔せず接してくれる人達ばかりだな

香織と大河さんが話してるのを見ながら

そんな事を思ってる




「おい大!大河がお前の彼女をたらし込んでんぞ!!」

「なんだと!!大河!お前ーー!!!!」



「ケーキを持って来てあげただけだって。そんな事しないよ!」


「いーや、お前は無意識に女をたらし込むからな!」



大さんと大河さんのじゃれあいで

皆が集まってきた。

凄いな、皆2人を見て笑ってる

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