~月のような君と~

買い物





「華ー!!」

「香織、お待たせ」


「私もさっき着いたから!!行こっか!!」




香織の笑顔を見た瞬間

公園に向かう途中

ずっと沈んでた気持ちが晴れた気がして

私も笑顔になれた




私達が来たのは大きいショッピングモール






「華、なにか買うの?」

「ううん、私は今のところ買わないかな」


「そっか!!なにか欲しい物あったら言ってよ!お店に寄るから!」




それから2時間


香織は沢山買い物をして満足そう

途中、クレープ食べたりして

私も楽しかった。




「公園ってこんなに遠かったっけ。」



「香織が荷物ありすぎるから重くて疲れてるんだよ、だから持とうか?って聞いたのに」

「持たせる訳にはいかないよ!私のだし!!」


香織はいつも、そうやって人の事ばかり気にするんだよね。


「香織のそお言う所が好きなんだけどね。」





「華、いい顔してる。」


「え?」



「最近の華はよく笑うようになった!私にだけだけどね。でも出会った頃の華を見てるみたいで私、嬉しいなぁ」

< 61 / 165 >

この作品をシェア

pagetop