~月のような君と~
私は
家に入るなり父親は、私を部屋へ連れて行った
ベッドに押し倒した後、父親は私に言った
「さっきの男は誰だ」
「誰だって別に、先輩だよ。」
「最近帰りが遅いとは思っていたが、まさかあんな男とつるんでいるとは。」
「別に私が誰とつるもうが関係ないじゃん。」
「抱かれたか?」
「…は?」
「あの男に抱かれたのかと聞いてるんだ。」
「なわけないでしょ。なに変な事言ってんの。」
「そうか。じゃあ良かったよ。華はお父さんのだ。もうあの男には会うな、いいね?」
「いやだよ」
「ワタシの言うことが聞けない、と言う事だな?なんだ、恋をしているのか、あの男に。」
「そうだよ!!私は、あの人が好きなの。だから…っ!?」
私、今なに言おうとした…?
だから…
もう、こんな事してこないで
って言いそうになった
バカ。
咲が…
私、バカだ。
「許さないぞ。口調も反抗的になっている。華、お前はお父さんとしか寝るな。絶対にだ!!」
言うまでもなく、父親はまた私を抱いた…