~月のような君と~

夜の風



すぐ着替えて準備をした


なぜだか早く、香織に会いたかった。




私と香織の家の丁度間にある公園。

そこでいつも学校をサボったりしてる。




家を出て公園に向かった



夜に1人で外を歩くのは初めてだな

そういうのにはお母さん厳しくて

危ないからダメだって。


家の中にその危ない人がいるって知ったら


お母さんはどんな顔するかな。






…言えないや。




夜の外は好きだ。


風が心地いいな。


月ってこんなに綺麗なんだ。


知らない事ばかりで、違う世界にきたみたい。



あっと言う間に公園についた

香織、もうついてるかな‥



「華!!」


いた。


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