~月のような君と~

その時まで




朔夜は真っ直ぐ私を見てる。



私が嘘をつかないように

いつでも助けを求めていいんだって

安心させてくれようとしてるんだ。








本当は今すぐに助けて欲しい。

でも‥




言い出す勇気が私にはまだ出ない。





「朔夜‥‥私が助けを求めたら、助けてくれる?本当に助けてくれる?」






「約束する」











言おう。

まだ今は、勇気が出ないけど

いつか絶対

本当の事を話そう。





その時まで、ちゃんと隣に居てね、朔夜。
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