~月のような君と~

呼び捨て










「華ちゃん、もう来てたんだ」


「華〜!!!」



朔夜さんと話をした後

すぐに皆が倉庫に来た。


香織は私を見るなり、飛びついて来たから

多分、相当心配してくれてたんだろう。





「みなさん、花火大会の時は本当にごめんなさい。香織も、ごめんね。」


「心配したけど元気そうで安心したよ!!」

「うん、なによりだね。ところでどうしたの?何かあったの?」



「いえ、大丈夫です。」


良かったって皆が笑った


やっぱり、ここが落ち着く


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