~月のような君と~
初めまして
「さっき彼から連絡あって、駅近のファミレスに居てって!!」
「え?ファミレスって、私達通報されないかな」
「ん〜、大丈夫なんじゃないかな?分かんないけど。その時は華だけ逃すから!」
「そんなのダメだよ‥」
「いいの!!私が呼んだんだから!気にしないで?」
香織は本当に、良い子なの。
皆、なにを思って香織の事が嫌いなのか分かんない。
「行こっ!!」
「香織、楽しそうだね、フフ」
「そりゃあそうだよ〜!だって華とこんな時間に遊べてるし!!」
「遊べてるし、彼に会えるから?」
「まぁ、それもあるけどね?」
今日の香織はいつもより声が高いな。
そんくらい楽しいんだろうな
私も香織といれてちょっと上がってる。