君と白玉フラッペを
「え、い、いや……そんな大した事じゃない……」
突然『尊敬する』なんて言われると、思わず動揺してしまう。こんな至近距離で、そんな事言われたらドキドキするじゃないか……。
「そ、それより! 雅の方がすごいよ。
白玉団子って俺はそのものしか浮かばなかったけど、速攻で白玉フラッペなんてもの考えついてさ。
その上黒板に描いた絵、すっごく上手でわかりやすかった」
「ああ、あれ?
フフフ……私さ、スイーツ大好きなのよ。うちが洋菓子屋っていうのがもちろんあって、お菓子には小さな時から並々ならぬ興味があったわけ。
うちの主力商品は、日持ちのする贈答用の焼き菓子なんだけど、私は生菓子にも注目しているの。
これ、見る?」
突然『尊敬する』なんて言われると、思わず動揺してしまう。こんな至近距離で、そんな事言われたらドキドキするじゃないか……。
「そ、それより! 雅の方がすごいよ。
白玉団子って俺はそのものしか浮かばなかったけど、速攻で白玉フラッペなんてもの考えついてさ。
その上黒板に描いた絵、すっごく上手でわかりやすかった」
「ああ、あれ?
フフフ……私さ、スイーツ大好きなのよ。うちが洋菓子屋っていうのがもちろんあって、お菓子には小さな時から並々ならぬ興味があったわけ。
うちの主力商品は、日持ちのする贈答用の焼き菓子なんだけど、私は生菓子にも注目しているの。
これ、見る?」