君と白玉フラッペを
坂上家の白玉団子
学校が終わって家に帰ると、幼稚園に入園したての妹、愛(あい)が小麦粘土で遊んでいた。
幼稚園で作った小麦粉粘土を持ち帰ったらしい。
小麦粘土は、小さい子でも、万が一口に入っても安全な粘土だ。
とはいえ、幼稚園の机や、決してきれいとは言えない手でこねくり回した粘土だ。そのまま食べられるものでは絶対にない。
にもかかわらず、愛は小麦粘土を団子状にし、ままごとの皿にのせ、チョコレートシロップをかけて食べようとしていたのだ。
それに気づいた俺と母親は、慌ててチョコレートシロップでベトベトになった小麦粘土を取り上げた。
もちろん、愛は不満で大泣きする。
おそらく、幼稚園で遊んでいる時から、ずっと団子にチョコをかけて食べる事を楽しみに帰ってきたのだろう。
しかし、こればかりは許可できない。
幼稚園で作った小麦粉粘土を持ち帰ったらしい。
小麦粘土は、小さい子でも、万が一口に入っても安全な粘土だ。
とはいえ、幼稚園の机や、決してきれいとは言えない手でこねくり回した粘土だ。そのまま食べられるものでは絶対にない。
にもかかわらず、愛は小麦粘土を団子状にし、ままごとの皿にのせ、チョコレートシロップをかけて食べようとしていたのだ。
それに気づいた俺と母親は、慌ててチョコレートシロップでベトベトになった小麦粘土を取り上げた。
もちろん、愛は不満で大泣きする。
おそらく、幼稚園で遊んでいる時から、ずっと団子にチョコをかけて食べる事を楽しみに帰ってきたのだろう。
しかし、こればかりは許可できない。