君と白玉フラッペを
「聖、ちょっと愛を連れて、白玉粉を買ってきてくれない? 缶に入ったあんこときな粉もね」

「白玉粉⁇ 」

「お母さん夕飯作らないといけないから、愛も連れて行って? 気分転換になるでしょう」

大泣きしている愛を連れ出すのか。
まぁ、仕方がない。

俺は言われた通り、母親のママチャリの後ろに愛を乗せて、近くのスーパーまで買い出しに行った。

スーパーに着く頃には愛の機嫌もすっかり直っていたが、さらにご機嫌取りをするため、愛の好きなう◯い棒のコーンポタージュ味を一つ持たせてやった。

母親の指示通り、白玉粉とあんこ、きな粉を買って自宅に戻る。
< 6 / 28 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop