冷徹上司の過剰な愛
「…あのん。」


「はい。」


「……キス、したい。」


「っ、……あの、えっと…、」


「したいから、早く僕を受け入れて?」


「………はい。」



っ、また心臓が……!うぅ、落ち着けわたし!!


難波さんとこういう関係になって3ヶ月近く経つけど、これまで難波さんから手を出されたことはない。だからもちろんキスもない。


わたしの気持ちを尊重してくれているようで、我慢?してくれているみたいだけど…


やっぱり難波さんの目的はわたしの身体なのかな?


じゃそういうことすれば、難波さんに振られるってこと??


……難波さんはいったい何を考えてるんだろう?全然理解できない。


それからすぐに難波さんの寝息が聞こえ、起こさないようにゆっくり体を起こした。



「…可愛い寝顔…。」



難波さんの寝顔は幼くて可愛いからずっと見ていられる。
< 22 / 230 >

この作品をシェア

pagetop