冷徹上司の過剰な愛
そう言って再び抱きしめられると、色んな感情が混ざった涙が溢れた。


自分の気持ちに素直になれば、わたしも後悔していた。


もっとたくさん触れて、一緒に居れば良かった、って。



「…難波さん、大好きです。」


「ん。僕もだよ。」


「……難波さん、「もう黙って。」



久しぶりに唇が重なり、その瞬間、身体中に電気でも走ったかのような感覚に。


欲しい…もっと難波さんを感じたい。


難波さんのシャツをぎゅっと掴むと、それが合図かのようにベッド上まで運ばれた。



「なん、ば…さんっ、……!」



いつの間にか下着姿にされていて、その上から攻めてくる舌や指に次第に身体は麻痺していく。



「っ、…あ、……!!」


「イっちゃった?可愛い。」


「……んっ、…。」



クラクラする…久しぶりだからかな?……だけどもっと欲しい…。もっともっと、難波さんが欲しい。



「難波さん………挿れて、ほしいです。」


「っ、………ん。でももう少し堪能させて?」
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