冷徹上司の過剰な愛
「どんな格好で行ったのか、僕にも見せて?」
「っ、…フォ、フォーマル…ですよ…?」
「じゃ尚更見せてほしいな。」
とボタンに手を掛けた難波さんの手を思わず握ると、優しく微笑まれた。
「そんな顔してもダメ。」
「……っ、難波さん、あの、「もう黙って。」
……っ、…あーぁ、あの格好を難波さんに…。
器用にボタンを外していく難波さんからは、多分もう見えてるはず。
別にそこまで変な格好をしてるわけじゃない。
ただ……胸元がレースで透けて見えていて、そんな格好を難波さんに見せたことがなかったから、どう思われるのか不安というか…。
でも、その格好を見た難波さんからは予想外の言葉が吐かれた。
「…似合ってる。いいんじゃない?」
「え?…あ、はい…。」
「なんて言うとでも思った?」
「えっ?…、」
「似合ってるけど、この格好で行ったのは不正解。」
「………どうしてですか?似合ってるならいいじゃないですか。」
「っ、…フォ、フォーマル…ですよ…?」
「じゃ尚更見せてほしいな。」
とボタンに手を掛けた難波さんの手を思わず握ると、優しく微笑まれた。
「そんな顔してもダメ。」
「……っ、難波さん、あの、「もう黙って。」
……っ、…あーぁ、あの格好を難波さんに…。
器用にボタンを外していく難波さんからは、多分もう見えてるはず。
別にそこまで変な格好をしてるわけじゃない。
ただ……胸元がレースで透けて見えていて、そんな格好を難波さんに見せたことがなかったから、どう思われるのか不安というか…。
でも、その格好を見た難波さんからは予想外の言葉が吐かれた。
「…似合ってる。いいんじゃない?」
「え?…あ、はい…。」
「なんて言うとでも思った?」
「えっ?…、」
「似合ってるけど、この格好で行ったのは不正解。」
「………どうしてですか?似合ってるならいいじゃないですか。」