冷徹上司の過剰な愛
気づけば周りは誰もいない。みんな帰っちゃったんだ…?
広いオフィスに1人…
この状況はこれまでにも経験済み。だから今更なんとも思わないけど…やっぱり寂しい。
…よし、やるか!終わらないと帰れないし!
と気合いを入れ姿勢を正した時、デスク上のスマホに通知が。
画面に表示された名前を見るなりドキッとする。
【キリがいいところで切り上げて、そのまま僕のマンションにおいで?】
……難波さんだ。
…いいんだ?今日中って言ってたのに?……難波さんがそう言うならいい、のかな…?
スマホとパソコンを交互に見つつ、気持ちと戦う。
このままさっさと切り上げて退社したい。でも、それだと有馬の優しさを無駄にしてしまう気も……。
ってことで、少しだけ残業することに。
その少しが意外にも少しじゃなくなり、気づけば2時間もパソコンと向き合っていた。
「出来た…!」
有馬の書類がかなり役に立ち、キリがいいところがなくなってしまった。
仕上がった書類を難波さんのデスクに置き、急いで会社を後にした。
広いオフィスに1人…
この状況はこれまでにも経験済み。だから今更なんとも思わないけど…やっぱり寂しい。
…よし、やるか!終わらないと帰れないし!
と気合いを入れ姿勢を正した時、デスク上のスマホに通知が。
画面に表示された名前を見るなりドキッとする。
【キリがいいところで切り上げて、そのまま僕のマンションにおいで?】
……難波さんだ。
…いいんだ?今日中って言ってたのに?……難波さんがそう言うならいい、のかな…?
スマホとパソコンを交互に見つつ、気持ちと戦う。
このままさっさと切り上げて退社したい。でも、それだと有馬の優しさを無駄にしてしまう気も……。
ってことで、少しだけ残業することに。
その少しが意外にも少しじゃなくなり、気づけば2時間もパソコンと向き合っていた。
「出来た…!」
有馬の書類がかなり役に立ち、キリがいいところがなくなってしまった。
仕上がった書類を難波さんのデスクに置き、急いで会社を後にした。