異世界召喚 (聖女)じゃない方でしたがなぜか溺愛されてます
65 異世界の避妊事情★
これまで私は中でイッたことがない。殆どがクリトリスへの刺激で、それを罪悪感のように感じていた。
自分がそっちの方面で長けているとは思っていない。どちらかと言えば未熟な方。
でも小説などで読んだような快感を味わいたいとも思っていた。
「あ、あの…避妊は…」
彼の大きなペニスを凝視しながら、気になっていたことを尋ねた。
目の前の彼のものはまだ剥き出しで、コンドームのようなものを着ける気配がない。
「避妊?」
こちらではそんな概念はないんだろうか。
「わ、私の世界では、男性はコンドームというゴムでできたものでそこを覆うんです。破れたり完璧ではありませんが…」
私のあそこは彼のあれが中に入った時のことを思ってすでに疼き出している。体の奥からまた膣液が溢れ出て、その時に備えている。
「こっちでは、そんなものはつけません」
「え…」
「見てください」
避妊はしないということなのかと驚くと、猛った自分のものを私に握らせた。
熱くてどくどくと脈打っているのを直に感じる。
「ここを見て」
彼が根元を指差すと、そこには銀色の細いリングが嵌め込まれていた。
「これは魔道具のひとつで、このリングに呪文が刻まれています。精通を経験すると、男は皆ここにこれを嵌められます」
よく見るとリングには何か文字のような模様のようなものが刻まれている。それもデジタル版のようにチカチカしている。
「これはペニスの成長や、大きさに合わせて広がります。そして性的興奮に合わせて…う」
リングに触れようと指を根元へ滑らせると、彼のそれはどくんと脈打ち、彼が呻いた。
「あまり刺激しないでください…これでも我慢しているんです」
私の手の刺激で感じていると知って何だか嬉しくなった。
「それで?」
話の先を促しながら、指を僅かに動かして表面を撫でた。
私の意図を悟って彼は手を添えてきた。
「刺激しないでと言ったのに…」
彼に導かれるままに手をゆっくりと動かす。
「それで…大きさを変えてどうするんですか?」
彼に手を添えられ、私の手がゆっくりと彼のものを扱く。
「女性の体と結合した時、このリングの力が発動しま…す。そう…すると、放った精液が消滅する」
「消滅?」
「そう。ただ、放つ快感は味わえるが女性の中には射精されない」
これがこの世界の避妊。
「男性は皆?」
「貴族や王族は第一の成人の儀式として男親が、行う。男親がいなければ親族の誰が代父として…平民もそうだ。王侯貴族のような儀式めいたことはしないが、孤児でも教会が行う。すべては不用意に婚外子や望まれない子をつくらないため」
「え…じゃあ…子どもは…どうやって」
「結婚の誓いを立てれば、その相手の名を刻む呪文を唱え、そして相手の体液をリングに染み込ませる。それでその人との間にだけ、子どもを設けることができる」
魔法がある世界だからこその制度。結婚の誓いをしなければ、妊娠の心配もない。
「そろそろ…いいかな」
「あ…」
軽く体を押されて仰向けにされ、脚を大きく開かされた。
「少しきついかもしれないが、我慢して」
先端を私の蜜口に充てがい、ぐっと腰を突きだした。
私の腰を掴み、彼が侵入してきた。
火傷しそうなほど熱くて、圧倒的存在感。
「あ…はあ…」
「く…」
アドルファスさんの長い髪がばらばらと滑り落ちカーテンのように私を包む。
入り口にさっきのリングが触れ、根元まで入った。
「あ…はあ…ん……」
男性を受け入れるのは初めてではないけど、入っただけで感じたのは初めてだった。
「ユイナ」
低く掠れた声で呼ばれて瞑っていた目を開けた。
「いいか?」
尋ねられ無言で頷く。それを合図に彼が腰を揺らし始めた。
「うん…あ…ああ、」
体が振動で小刻みに揺れ、胸が弾む。お腹いっぱいの彼のものが膣壁を行ったり来たりする。
動きながら胸を舐めたりクリトリスを摘んだりされると、小さく何度も達する。
途中で体の向きを変えられ、うつ伏せにされると、背中に覆いかぶさってこられた。
二人のつながった部分からはパンパンと肌がぶつかる音とぐちょぐちょという粘液の音がする。
互いの荒い息と喘ぎ声も混じり、やがて私は絶頂を迎えた。
「く…」
ぎゅっと膣壁が締まり、中にあるアドルファスさんのものを締め上げると、私よりひと呼吸遅れてアドルファスさんの体が震えた。
中イキは嘘だとか、女性のオーガズムはクリトリスが殆どだとか言われる。
中イキはクリトリスへの刺激を勘違いしているとか、奥に感じる部分があるとか色々言われているが、はっきりと解明されていないこともある。
でもアドルファスさんとの初めての行為は、これまでで一番素敵だった。
体だけでなく心まで満たされた感覚。
「は、あ、…」
力を失ってもまだ大きい彼のものがずるりと抜け出す。
「ユイナ」
顔を自分の方に向けさせると、優しいキスをくれた。
「体…綺麗にしましょう」
彼が手をかざすと、忽ち汗と体液でまみれた体が綺麗になった。体に残ったキスの痕と彼のものが入った感触が脚の間になかったら、何もなかったと思っただろう。
自分がそっちの方面で長けているとは思っていない。どちらかと言えば未熟な方。
でも小説などで読んだような快感を味わいたいとも思っていた。
「あ、あの…避妊は…」
彼の大きなペニスを凝視しながら、気になっていたことを尋ねた。
目の前の彼のものはまだ剥き出しで、コンドームのようなものを着ける気配がない。
「避妊?」
こちらではそんな概念はないんだろうか。
「わ、私の世界では、男性はコンドームというゴムでできたものでそこを覆うんです。破れたり完璧ではありませんが…」
私のあそこは彼のあれが中に入った時のことを思ってすでに疼き出している。体の奥からまた膣液が溢れ出て、その時に備えている。
「こっちでは、そんなものはつけません」
「え…」
「見てください」
避妊はしないということなのかと驚くと、猛った自分のものを私に握らせた。
熱くてどくどくと脈打っているのを直に感じる。
「ここを見て」
彼が根元を指差すと、そこには銀色の細いリングが嵌め込まれていた。
「これは魔道具のひとつで、このリングに呪文が刻まれています。精通を経験すると、男は皆ここにこれを嵌められます」
よく見るとリングには何か文字のような模様のようなものが刻まれている。それもデジタル版のようにチカチカしている。
「これはペニスの成長や、大きさに合わせて広がります。そして性的興奮に合わせて…う」
リングに触れようと指を根元へ滑らせると、彼のそれはどくんと脈打ち、彼が呻いた。
「あまり刺激しないでください…これでも我慢しているんです」
私の手の刺激で感じていると知って何だか嬉しくなった。
「それで?」
話の先を促しながら、指を僅かに動かして表面を撫でた。
私の意図を悟って彼は手を添えてきた。
「刺激しないでと言ったのに…」
彼に導かれるままに手をゆっくりと動かす。
「それで…大きさを変えてどうするんですか?」
彼に手を添えられ、私の手がゆっくりと彼のものを扱く。
「女性の体と結合した時、このリングの力が発動しま…す。そう…すると、放った精液が消滅する」
「消滅?」
「そう。ただ、放つ快感は味わえるが女性の中には射精されない」
これがこの世界の避妊。
「男性は皆?」
「貴族や王族は第一の成人の儀式として男親が、行う。男親がいなければ親族の誰が代父として…平民もそうだ。王侯貴族のような儀式めいたことはしないが、孤児でも教会が行う。すべては不用意に婚外子や望まれない子をつくらないため」
「え…じゃあ…子どもは…どうやって」
「結婚の誓いを立てれば、その相手の名を刻む呪文を唱え、そして相手の体液をリングに染み込ませる。それでその人との間にだけ、子どもを設けることができる」
魔法がある世界だからこその制度。結婚の誓いをしなければ、妊娠の心配もない。
「そろそろ…いいかな」
「あ…」
軽く体を押されて仰向けにされ、脚を大きく開かされた。
「少しきついかもしれないが、我慢して」
先端を私の蜜口に充てがい、ぐっと腰を突きだした。
私の腰を掴み、彼が侵入してきた。
火傷しそうなほど熱くて、圧倒的存在感。
「あ…はあ…」
「く…」
アドルファスさんの長い髪がばらばらと滑り落ちカーテンのように私を包む。
入り口にさっきのリングが触れ、根元まで入った。
「あ…はあ…ん……」
男性を受け入れるのは初めてではないけど、入っただけで感じたのは初めてだった。
「ユイナ」
低く掠れた声で呼ばれて瞑っていた目を開けた。
「いいか?」
尋ねられ無言で頷く。それを合図に彼が腰を揺らし始めた。
「うん…あ…ああ、」
体が振動で小刻みに揺れ、胸が弾む。お腹いっぱいの彼のものが膣壁を行ったり来たりする。
動きながら胸を舐めたりクリトリスを摘んだりされると、小さく何度も達する。
途中で体の向きを変えられ、うつ伏せにされると、背中に覆いかぶさってこられた。
二人のつながった部分からはパンパンと肌がぶつかる音とぐちょぐちょという粘液の音がする。
互いの荒い息と喘ぎ声も混じり、やがて私は絶頂を迎えた。
「く…」
ぎゅっと膣壁が締まり、中にあるアドルファスさんのものを締め上げると、私よりひと呼吸遅れてアドルファスさんの体が震えた。
中イキは嘘だとか、女性のオーガズムはクリトリスが殆どだとか言われる。
中イキはクリトリスへの刺激を勘違いしているとか、奥に感じる部分があるとか色々言われているが、はっきりと解明されていないこともある。
でもアドルファスさんとの初めての行為は、これまでで一番素敵だった。
体だけでなく心まで満たされた感覚。
「は、あ、…」
力を失ってもまだ大きい彼のものがずるりと抜け出す。
「ユイナ」
顔を自分の方に向けさせると、優しいキスをくれた。
「体…綺麗にしましょう」
彼が手をかざすと、忽ち汗と体液でまみれた体が綺麗になった。体に残ったキスの痕と彼のものが入った感触が脚の間になかったら、何もなかったと思っただろう。