異世界召喚 (聖女)じゃない方でしたがなぜか溺愛されてます
68 魔道具の効果★
アドルファスさんの最後のダメ押しで、私の防波堤はもろくも崩れ去った。いや、もともと海岸にある砂で造ったような脆いものでしかない。
「もう、それくらいにしてください」
太ももや鼠径部辺りを行ったり来たりするだけで、触れてほしいところをわざと避けている指の動きに文句を言った。
「何をです?」
私の言葉の意味に気づいていながら、わざととぼけた言い方をする。
「とぼけるなら、私の返事は…」
「待ってください」
拒絶の意味で体の向きを変えて離れようとする私を、アドルファスさんが慌てて引き止める。
「すみません、調子に乗りました」
そう言って目尻を下げて反省の色を見せる。それが決定打になった。女性との付き合いにおいて百戦錬磨だろうアドルファスさんが、私の言動に翻弄されて縋ってくる。
それが私の心臓を撃ち抜いた。
「私達の時間が有限なら、下手な駆け引きはやめましょう」
アドルファスさんの手を取り、湿り気を帯びた場所へ誘導する。温かい彼の指が触れる。
視線を合わせたままなので、彼が息を呑み、目を見開いたのが見えた。
「私はこの世界にいる間は、ここであなたの傍にいます。そして、この関係を互いが望む間、続けましょう」
『好き』とか『愛している』とかを彼の口から聞かされても私には永遠を約束は出来ない。
男として欲望を剥き出しに求められた方が、遥かに応えやすい。
「足を開いて」
言われるまま、閉じていた足を緩めて腰を突き出した。
「………っ!」
クイッと彼が曲げた指が蜜口に触れ、びくりと反応する。
「あ…はぁ…」
そのまま長い指先が根本まで差し込まれた。一度受け入れたから、すんなりと彼の指を受け入れた。中から刺激を与えられ、自然に腰が揺れ動く。
先の約束もない、体を求めるだけの大人の関係だけど、それが今の私にはちょうどいい。
「あ…ん…ア、アドルファスさ…ん。あ…」
次第に彼の指の動きが激しくなり、さらに差し込まれる指が一本増え、それをきゅうきゅうと締め付けた。
「あ…そこ…う…ん…あ、いい…」
「ここですか?」
「ん…あぁっ」
抜き差ししながら別の指で秘芽を押しつぶされ、体を弓なりに反らした。
仰け反った際に、突き出した胸に彼が貪りついた。
「だめ…一緒は…」
温かい口に乳房を含み、ねっとりとした舌が乳輪から乳首を舐めあげ、同時に爪先で下の蕾を弾かれた刺激で、さらに指をきつく締めた。
「後悔はさせません」
イッたばかりでまだビクビクしている所から指を引き抜くと、そのまま両膝を掴んでさらに脚を広げる。脚の間に膝立ちになって私を見下ろす。
股間のリングの文字が僅かに光を放つ。
指輪に込められた力を巡り死闘が繰り広げられた映画のワンシーン。刻まれた指輪の文字が怪しく光る場面を思い出した。
圧倒的な力を秘めた指輪とは違うが、今目の前でリングが嵌められたものは、雄々しく猛り、まっすぐに力強く天を指している。
太く張り詰めた自身のものを掴み、滲み出た液を先端の亀頭の部分に擦付け、そのまま私の方へ突き出した。
「あ…」
肉を割って侵入してくる感触に、ぞくぞくとした快感が背中を駆け抜けた。さっき受け入れたばかりで、まだ慣れていないからか、擦り付けられている場所から電流が流れているようだ。
「ああ…いい……絡みついて、今にも搾り取られそうだ」
恍惚とした顔で歓喜のため息とともに、アドルファスさんが声を漏らした。
私の両膝を掴み、ゆっくりと侵入してくる。
脚の間から見える割れた腹筋に力が入っている。根元のリングに刻まれた文字がキラキラと輝いているのは、呪文が働いている証拠だろう。
魔法は私にも効いているのか、大きくて長い彼のものを受け入れられているのが、不思議だった。
「あ……」
先端が奥の子宮の入り口に突き当たった。
右手で左足の膝裏を持ち上げ、そこから抽送が始まった。中ほどまで引き抜き、奥を穿つ。引く時に縊れが襞を擦り、指では届かない奥を刺激する。
抽送を繰り返しながら上半身を傾け、乳房に吸い付いたり、首筋を舐めたり、口づけしたり、耳穴にしゃぶりつく。
ビンビンに勃った乳首を甘噛みされ、抽送の途中で膨れ上がった愛芽を強く摘まれたり、何度も達する。
脳まで蕩けそうな快感を繰り返し、理性は最早働かなくなり外と内から私を揺さぶるアドルファスさんの腰使いと愛撫に、喘ぎ声をあげ続けた。
アドルファスさんの長い髪が上から垂れて寝台に広がり、私の肢体にまるで縄のように絡みつく。
自分のものだと繋ぎ止めているかのように。
「ぐう…はあ…」
極限まで腰を引き、最奥まで楔を打ち込み、続けざまに達し射精した。とはいえそこは魔法のリングの効果で私の中には一滴も注がれず、脈打つ彼のペニスの震えでそれがわかった。
「もう、それくらいにしてください」
太ももや鼠径部辺りを行ったり来たりするだけで、触れてほしいところをわざと避けている指の動きに文句を言った。
「何をです?」
私の言葉の意味に気づいていながら、わざととぼけた言い方をする。
「とぼけるなら、私の返事は…」
「待ってください」
拒絶の意味で体の向きを変えて離れようとする私を、アドルファスさんが慌てて引き止める。
「すみません、調子に乗りました」
そう言って目尻を下げて反省の色を見せる。それが決定打になった。女性との付き合いにおいて百戦錬磨だろうアドルファスさんが、私の言動に翻弄されて縋ってくる。
それが私の心臓を撃ち抜いた。
「私達の時間が有限なら、下手な駆け引きはやめましょう」
アドルファスさんの手を取り、湿り気を帯びた場所へ誘導する。温かい彼の指が触れる。
視線を合わせたままなので、彼が息を呑み、目を見開いたのが見えた。
「私はこの世界にいる間は、ここであなたの傍にいます。そして、この関係を互いが望む間、続けましょう」
『好き』とか『愛している』とかを彼の口から聞かされても私には永遠を約束は出来ない。
男として欲望を剥き出しに求められた方が、遥かに応えやすい。
「足を開いて」
言われるまま、閉じていた足を緩めて腰を突き出した。
「………っ!」
クイッと彼が曲げた指が蜜口に触れ、びくりと反応する。
「あ…はぁ…」
そのまま長い指先が根本まで差し込まれた。一度受け入れたから、すんなりと彼の指を受け入れた。中から刺激を与えられ、自然に腰が揺れ動く。
先の約束もない、体を求めるだけの大人の関係だけど、それが今の私にはちょうどいい。
「あ…ん…ア、アドルファスさ…ん。あ…」
次第に彼の指の動きが激しくなり、さらに差し込まれる指が一本増え、それをきゅうきゅうと締め付けた。
「あ…そこ…う…ん…あ、いい…」
「ここですか?」
「ん…あぁっ」
抜き差ししながら別の指で秘芽を押しつぶされ、体を弓なりに反らした。
仰け反った際に、突き出した胸に彼が貪りついた。
「だめ…一緒は…」
温かい口に乳房を含み、ねっとりとした舌が乳輪から乳首を舐めあげ、同時に爪先で下の蕾を弾かれた刺激で、さらに指をきつく締めた。
「後悔はさせません」
イッたばかりでまだビクビクしている所から指を引き抜くと、そのまま両膝を掴んでさらに脚を広げる。脚の間に膝立ちになって私を見下ろす。
股間のリングの文字が僅かに光を放つ。
指輪に込められた力を巡り死闘が繰り広げられた映画のワンシーン。刻まれた指輪の文字が怪しく光る場面を思い出した。
圧倒的な力を秘めた指輪とは違うが、今目の前でリングが嵌められたものは、雄々しく猛り、まっすぐに力強く天を指している。
太く張り詰めた自身のものを掴み、滲み出た液を先端の亀頭の部分に擦付け、そのまま私の方へ突き出した。
「あ…」
肉を割って侵入してくる感触に、ぞくぞくとした快感が背中を駆け抜けた。さっき受け入れたばかりで、まだ慣れていないからか、擦り付けられている場所から電流が流れているようだ。
「ああ…いい……絡みついて、今にも搾り取られそうだ」
恍惚とした顔で歓喜のため息とともに、アドルファスさんが声を漏らした。
私の両膝を掴み、ゆっくりと侵入してくる。
脚の間から見える割れた腹筋に力が入っている。根元のリングに刻まれた文字がキラキラと輝いているのは、呪文が働いている証拠だろう。
魔法は私にも効いているのか、大きくて長い彼のものを受け入れられているのが、不思議だった。
「あ……」
先端が奥の子宮の入り口に突き当たった。
右手で左足の膝裏を持ち上げ、そこから抽送が始まった。中ほどまで引き抜き、奥を穿つ。引く時に縊れが襞を擦り、指では届かない奥を刺激する。
抽送を繰り返しながら上半身を傾け、乳房に吸い付いたり、首筋を舐めたり、口づけしたり、耳穴にしゃぶりつく。
ビンビンに勃った乳首を甘噛みされ、抽送の途中で膨れ上がった愛芽を強く摘まれたり、何度も達する。
脳まで蕩けそうな快感を繰り返し、理性は最早働かなくなり外と内から私を揺さぶるアドルファスさんの腰使いと愛撫に、喘ぎ声をあげ続けた。
アドルファスさんの長い髪が上から垂れて寝台に広がり、私の肢体にまるで縄のように絡みつく。
自分のものだと繋ぎ止めているかのように。
「ぐう…はあ…」
極限まで腰を引き、最奥まで楔を打ち込み、続けざまに達し射精した。とはいえそこは魔法のリングの効果で私の中には一滴も注がれず、脈打つ彼のペニスの震えでそれがわかった。