まあ、食ってしまいたいくらいには。
あとがき
*
完結までに1年もかかってしまいすみませんでした!
冒頭、謝罪から入りましたが……
ここまで読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました!
『まあ、食ってしまいたいくらいには。』
いかがでしたでしょうか?
本当はもっと甘くする予定だったのですが(これいつもあとがきで言ってる気がする)、っぱ花袋はこれくらいの塩梅が好きだし、書きやすいな〜と改めて実感した作品でもありました。
さて、今回のお話ではケーキバースという特殊設定をお借りしています。
男と女の友情は成立するのか?ライオンとシマウマは共存できるのか?
ケーキとフォークの間に信頼は生まれるのか。
愛は生まれるのか。
今回、ジャンルを(純愛)にしていたことにも多少なりとも意味があって。
このお話は本編と幕間を交互に入れ、ふたつの愛を書いたつもりです。
それが正しいかどうかは別として、ですが!
そして本編では明確にこの人と結ばれる!みたいな終わり方はしてないんですけど、いちおう生徒会メンバー全員との個別エンドがあるんですよね。
これもそのうち番外編として、あとがきの後ろに順次追加できたらいいな〜と思っています。
あんもも、めのもも、ならもも、みくもも。
そして、敬もも。敬百々。
あなたはどれがいちばんお好きでしたか?
そして次回作の話なのですが、これがすでに決めてあってですね。
『ハイドアンドシーク』というタイトルで、バディものを書きます。
またしてもオメガバースという特殊設定を使わせていただくのですが、あくまでも焦点はバディにあるのでそこまで主張は激しくしないつもりです。
こちらの作品はまだ準備中なのですが、表紙あらすじサンプルは公開しているので、よかったら覗いて見てください。
最後になりましたが、貴方へ。
今日という日に、貴方に読んでいただけたことを感謝します。どうか貴方の生きる世界がたくさんの愛と優しさで満ち溢れていますように。
花袋 一
2023.9.11