丘の上の大きな桜の木の下で、また会おう~After Story~
鈴嶺『が、凱くん…/////近…/////』

凱吾『鈴嶺、教えて?』

鈴嶺『や…/////離れ…て…/////』

凱吾『教えてくれたらね?』

鈴嶺『凱くんに、初めて抱かれた時のこと…/////』

凱吾『え?』

鈴嶺『ほら、私が“魅力ないかな?”って話した時あったでしょ?
その時のお話したの…』

凱吾『あー、あの時の。
…………フフ…あの時の鈴嶺も、可愛かったな!
ほんとはあの時、あのまま襲いそうになったんだよ?
あまりにも鈴嶺が可愛くて……/////』

鈴嶺『……//////』


カナ「━━━━なんか、凄いね二人…」
モトミ「うん…」

カナ「凱吾くん、びっくりするくらい鈴嶺から目を逸らさないよね(笑)
鈴嶺しか見えないみたいに」

モトミ「凱吾くん、ほんと鈴嶺のこと愛してるんだろうね……」

カナ「そうね!
ほら、モトミ!もういいでしょ?
やめよ?
この動画、消さなきゃ!」

モトミ「う、うん…」


そんな話をしている間に、凱吾と鈴嶺の雰囲気は更に甘くなっていた。

鈴嶺『ん…凱くん…ま、待って…//////』
凱吾『ん?』
鈴嶺の首や鎖骨にキスを落としながら、手をスカートの裾から入れていた。

鈴嶺『す、スるの?/////』
凱吾『うん』

鈴嶺『で、でもまだ早いよ?』
凱吾『時間は関係ないよ?』

鈴嶺『お風呂、入ってないし』
凱吾『んー、でも我慢できない』

鈴嶺『じゃあ…/////お、お風呂わかして━━━━━』
凱吾『このままシよ?』
鈴嶺に顔を近づけ、口唇が重なりそうな距離で囁いた。
鈴嶺『……/////』

口唇が重なって、チュッ!チュッ!と啄んだ凱吾。
そして、言った。
凱吾『鈴嶺…口開けて、舌出して?』

遠慮がちに口を開け、小さく舌を出した鈴嶺。
フッ…と笑って、食いつくように口唇を奪った。

鈴嶺『ンンン…んぁ……』
凱吾『ん…は……
フフ…鈴嶺、エロい顔…/////』

鈴嶺『へ…?//////へ、変?/////』
凱吾『ううん、可愛い/////
ねぇ…もっとしていい?』

鈴嶺『……/////』
凱吾『フフ…いいって顔に書いてある!
可愛い、ほんと可愛い//////』

凱吾の口唇がまた近づき、鈴嶺の口唇と重なる。
そして凱吾は、貪った。


そこで、動画を消したカナ。

カナ「も…ほんと、無理//////」
顔や耳を真っ赤にして、言ったのだった。
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