虹色のバラが咲く場所は
4話 エキスパート
「ダメなことないだろ?」
ソファに胡座をかきながら答えたのは
翔だった。
「翔、」
「やりたいからやるだろ?なら、
それでいいじゃん。
理由なんていくらでも後付けできる」
「そうだよね、翔」
私は深呼吸し
「私アイドルになりたい」
そういうと翔はふっ、と笑い
「なら、課題は山積みだ。」
「うん」
「まずは学力、高校はでとこうか。
あとは、」
翔の言葉を遮り
「歌唱力」
「体力」
「礼儀、マナー」
「自己表現力」
「精神力、向上心、」
「忘れてはいけない笑顔」
拓也さん、司さん、涼太さん、
優斗さん、
陸さん、日向さんの順に短く答える。
「俺が言おうとしたのに、」
翔は口を尖らせる。
思ったよりやることは沢山ある。
「まぁ、大切なことは山ほどあるがまずは体力だ。体力が乏しければなにも
始まらない。」
そう発したのは陸さんだ。
「の前にエントリーだろ?」
そういったのは司さん。
私のスマホを取り上げ、何かを操作し私に向けられた画面には
履歴書みたいなものか映し出されている。
私は記載をして、証明写真をアプリで 撮り添付して、送る。
ふと見ると、日向さんは何かを考えていた
「どうしたんですか、日向さん」
「え、いや、ちょうど7人だなって
思って」
「まぁ、STEPのメンパーは7人ですけど、それがどうしたんですか?」
「まさか、」
私には皆目検討つかないが優斗さんは
わかったらしい。
「うん、そのまさか。俺たちはそれぞれのエキスパートだ、」
「あ、」
翔にもわかったようだ、
「そう、題して舞ちゃん育成計画」
日向さんは得意げに言った、
「「「「は?」」」」
私と翔、優斗さん以外の声が重なる。
「ちょっと待ってください、そんなこと言ったって俺たち明日から合宿が、」
涼太さんの反論の声に日向さんは落ち着いた声で返す
「なにも直接指導するわけじゃない。
舞ちゃん、スマホ出してくれる?」
「あ、はい」
私はポケットからスマホを取り出す。
「はい」
そう言い私に見せたスマホには
QRコードが。
私はそれを読み取り、追加する。
なにも考えないで、追加してしまった。
「あの、これは」
「今は5月、オーディションは6月末。
訳2ヶ月、俺たちがそれぞれの舞ちゃんのコーチになる」
日向さんはウインクしながら言った。
「ちょっと、待って。それって
コーチって聞こえはいいけど面倒を見るってこと、だよね?
僕たちにそんな時間あるの?
それに明日から合宿だよ」
優斗さんはそう意見した。
私もそこまでお世話になるのは
申し訳ない。
「あの、私は、」
そこまで言うと日向さんは口に人差し指を立て、黙るように促した。
「俺たちのやっていることに憧れを
抱き夢を叶えたいと思っている。
そういう子を育てるのも先輩の役目
じゃないのかな」
みんなが黙るなか
「俺はいいと思うぜ」
そう言いQRコードを表示したスマホを私に向けたのは司さんだ。
「今までの日常より少し大変な日常の方が俺は好き」
読み取り司さんに返すとそれを皮切りにため息をつきスマホを突きつける陸さん。
「やり方はわかるだろ」
私はスマホを受け取り、
操作してQRコードを読み込む。
渋っていたが他の皆さんの行動に根負けしたのか拓也さん、涼太さん、優斗さんとも交換することができた。
ソファに胡座をかきながら答えたのは
翔だった。
「翔、」
「やりたいからやるだろ?なら、
それでいいじゃん。
理由なんていくらでも後付けできる」
「そうだよね、翔」
私は深呼吸し
「私アイドルになりたい」
そういうと翔はふっ、と笑い
「なら、課題は山積みだ。」
「うん」
「まずは学力、高校はでとこうか。
あとは、」
翔の言葉を遮り
「歌唱力」
「体力」
「礼儀、マナー」
「自己表現力」
「精神力、向上心、」
「忘れてはいけない笑顔」
拓也さん、司さん、涼太さん、
優斗さん、
陸さん、日向さんの順に短く答える。
「俺が言おうとしたのに、」
翔は口を尖らせる。
思ったよりやることは沢山ある。
「まぁ、大切なことは山ほどあるがまずは体力だ。体力が乏しければなにも
始まらない。」
そう発したのは陸さんだ。
「の前にエントリーだろ?」
そういったのは司さん。
私のスマホを取り上げ、何かを操作し私に向けられた画面には
履歴書みたいなものか映し出されている。
私は記載をして、証明写真をアプリで 撮り添付して、送る。
ふと見ると、日向さんは何かを考えていた
「どうしたんですか、日向さん」
「え、いや、ちょうど7人だなって
思って」
「まぁ、STEPのメンパーは7人ですけど、それがどうしたんですか?」
「まさか、」
私には皆目検討つかないが優斗さんは
わかったらしい。
「うん、そのまさか。俺たちはそれぞれのエキスパートだ、」
「あ、」
翔にもわかったようだ、
「そう、題して舞ちゃん育成計画」
日向さんは得意げに言った、
「「「「は?」」」」
私と翔、優斗さん以外の声が重なる。
「ちょっと待ってください、そんなこと言ったって俺たち明日から合宿が、」
涼太さんの反論の声に日向さんは落ち着いた声で返す
「なにも直接指導するわけじゃない。
舞ちゃん、スマホ出してくれる?」
「あ、はい」
私はポケットからスマホを取り出す。
「はい」
そう言い私に見せたスマホには
QRコードが。
私はそれを読み取り、追加する。
なにも考えないで、追加してしまった。
「あの、これは」
「今は5月、オーディションは6月末。
訳2ヶ月、俺たちがそれぞれの舞ちゃんのコーチになる」
日向さんはウインクしながら言った。
「ちょっと、待って。それって
コーチって聞こえはいいけど面倒を見るってこと、だよね?
僕たちにそんな時間あるの?
それに明日から合宿だよ」
優斗さんはそう意見した。
私もそこまでお世話になるのは
申し訳ない。
「あの、私は、」
そこまで言うと日向さんは口に人差し指を立て、黙るように促した。
「俺たちのやっていることに憧れを
抱き夢を叶えたいと思っている。
そういう子を育てるのも先輩の役目
じゃないのかな」
みんなが黙るなか
「俺はいいと思うぜ」
そう言いQRコードを表示したスマホを私に向けたのは司さんだ。
「今までの日常より少し大変な日常の方が俺は好き」
読み取り司さんに返すとそれを皮切りにため息をつきスマホを突きつける陸さん。
「やり方はわかるだろ」
私はスマホを受け取り、
操作してQRコードを読み込む。
渋っていたが他の皆さんの行動に根負けしたのか拓也さん、涼太さん、優斗さんとも交換することができた。