年の差契約婚~お別れするはずが、冷徹御曹司の愛が溢れて離してくれません~
そこは一番熱を帯びている場所。
ショーツを剥がされ、空気にさらされる。
「ダメ……っ」
舌と指で身体を散々とかされ、愛液が滴り落ちるそこに園城さんの優しい指先が私の中へと侵入する。
「ん、う」
私の反応を見ながら、焦らすようにナカを乱したり、時々いいところを付いたり。
「はぁ……ぅ」
わざと外したり、中をぐずぐずにとかされ、私は切羽詰まった声で言った。
「……っ、ぅ。園城さん、もう」
──欲しい。
欲しくてたまらない。
「そんな目で見られたら止められなくなる」
園城さんは着ていた服を勢いよく脱ぎ捨てた。
鍛えられた身体がさらけ出され、ドキンと胸を打つ。
「もう入れたい」
さっきまで余裕な顔をしていた彼は、いつの間に呼吸を乱しながら恍惚の表情で私を見下ろしていた。
ああ、これからこの人に抱かれるんだ。
期待で身体が小さく震える。
ギシっとベッドが軋む音がして、彼を見上げると心配ないと伝えるかのように手を包み込んでくれた。
「沙織、いいか?」
私はこくんと頷く。