年の差契約婚~お別れするはずが、冷徹御曹司の愛が溢れて離してくれません~
「……あっ」
園城さんの熱を帯びたそれが私の入り口にあてられ、ごくりと息をのむ。
「愛してる、沙織」
「ぁ、あああ……っ」
名前を呼ばれると同時、園城さんの熱が一気に私の中に入ってきた。
「はぁ……っ、はぁ」
ぴったりと重なった身体は幸福感で満たされる。
「好き、です……」
「俺もだ」
「あ、ああっ!」
与えられる激しい律動に彼の大きな愛を感じながら、ただただ愛に溺れる。
「ぁ、あ……あ……」
何度も何度も身体を仰け反り、快感を与えられながら、苦しいほどに抱きしめられ私は意識を飛ばした──。