年の差契約婚~お別れするはずが、冷徹御曹司の愛が溢れて離してくれません~

「……あっ」

園城さんの熱を帯びたそれが私の入り口にあてられ、ごくりと息をのむ。

「愛してる、沙織」

「ぁ、あああ……っ」

名前を呼ばれると同時、園城さんの熱が一気に私の中に入ってきた。

「はぁ……っ、はぁ」

ぴったりと重なった身体は幸福感で満たされる。

「好き、です……」
「俺もだ」

「あ、ああっ!」

与えられる激しい律動に彼の大きな愛を感じながら、ただただ愛に溺れる。

「ぁ、あ……あ……」


何度も何度も身体を仰け反り、快感を与えられながら、苦しいほどに抱きしめられ私は意識を飛ばした──。



< 150 / 224 >

この作品をシェア

pagetop