姉の身代わりで冷酷な若公爵様に嫁ぐことになりましたが、初夜にも来ない彼なのに「このままでは妻に嫌われる……」と私に語りかけてきます。
ちょっとしたキャラ設定+後日談
ちょっとしたキャラ設定+さらっと後日秘話↓
ラシェル・クラングファルベ(18)
・遠い異国では神衣族と呼ばれる「異形術」を操る一族の血筋。
・まともな教育を受けることができなかったため、公爵家では教養と公爵夫人としての責務を全うできるように日々精進中。
・子爵家での待遇については過去のことと割り切っているのだが、本人があっさりしすぎて逆に公爵様が根に持つようになる。
・嫁いできた当初の誤解は解かれ、使用人らとは良好な関係を築けている。
アーノルト・クラングファルベ(22)
・代々伝わる異能力を歴代で最も強力に操れる稀代の若公爵。
・家族からの愛情を知らず、夫婦生活に関しては今でも戸惑うことの連続だが、ラシェルとの時間、ティータイムは好き。
・改めてラシェルから子爵家での扱いを聞いたときは、自分でも驚くほど動揺していたようで、一瞬公爵邸が地響きを起こした。
・異形術について理解している。先日、ラシェルが体調を崩して中途半端な異形術姿(ネズミの耳だけ生える)になったときは、愛らしくてどうしようかと思った。もちろんしっかり看病して付き添った。