クールな御曹司との契約結婚は、初夜から愛と熱情に満ち溢れていました
『っていうか、別に一年間好きでいてもいいんじゃない? だっていつか別れるかもしれない相手でも、好きだから付き合うわけでしょ。七海の場合は別れる日が決まってるだけで』
「そこが一番の問題なんだよ。好きになったら別れるのがつらくなるでしょ?」
『それを心配してるんだから、やっぱりもう好きじゃん。……なにこれ、いい歳して高校生みたいな恋バナしてるね』
真面目に話しているのに、若菜が楽しそうに笑う。
その笑い声を聞いていたら、私まで気が抜けてしまった。
「わかった、もう好きでいいよ。で、どうしたらいいと思う?」
『好きって伝えて、結婚生活が一年で終わらないようにする!』
「そこが一番の問題なんだよ。好きになったら別れるのがつらくなるでしょ?」
『それを心配してるんだから、やっぱりもう好きじゃん。……なにこれ、いい歳して高校生みたいな恋バナしてるね』
真面目に話しているのに、若菜が楽しそうに笑う。
その笑い声を聞いていたら、私まで気が抜けてしまった。
「わかった、もう好きでいいよ。で、どうしたらいいと思う?」
『好きって伝えて、結婚生活が一年で終わらないようにする!』