素のままで
学校につくと、生徒達が新しい担任だれだろうとか若い先生くるかなーとか騒いでいた。

「真穂ー。おはよう!」

「萌おはよう!」

阿月萌は仲が良くてよく話す友達。
基本は萌とクラスが一緒だと共に行動する。
部活は違うから、なかなか遊びにいけない。

「真穂、新学期早々顔疲れてるねー。またお母さんと朝から言い合いした?」

「言い合いはしてないけど、朝っぱらなら大声出されてめんどくさかったから、すぐに家出たわ笑笑」

「相変わらずだねー。今年もクラス一緒になれるといいね!」

「萌いないとどーしたらいいかわからなくなるわ笑」

「ははは笑。部活は違うけどやれてるから大丈夫よ!」

「いやいや。今はなんとかやれてるけどなかなかここまで大変だったからね笑。何回親がでてきたことか。姉貴も出てきたし。」

「確かにねー。まぁまぁ部活もあと何ヶ月かだから。引退したら一緒に勉強しよね!」

「もちろん。勉強苦手なりに頑張るわ」

教室についても、話は止まらない。
話が止まる合図は、先生が教室に来た時。


「はーい。席につけー。」


担任が教室に入る。
このクラスも担任も今日で終わり。
体育館で始業式と退任式、赴任式、
そしてクラス発表と担任発表がある。
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