激情を秘めたエリート外交官は、最愛妻を啼かせたい~契約結婚なのに溺愛で満たされました~
 薄暗い寝室のベッドの上で、私は彼にあえがされる。

「あ……っ、んん」

 着物は大きくはだけ、肩から胸が彼の視線にさらされていた。

 長い指が私の胸をもみしだき、舌で先端をなぞる。
 そのたびにびくんと背中がそり甘い声が漏れる。

「すごいな……。日菜子のなにを見て反応が悪いなんて言ったんだ」

 低い声で言い、私の足をなであげる。
 乱れた裾を割られ、ふとももまであらわにされ頬が熱くなった。

「ほら、もうこんなに」

 長い指が足のつけ根をなぞる。
 あまりの気持ちよさに悲鳴をあげる。

「や、亮一さん……、だめ」

 彼の手を掴み、必死に首を横に振った。

「止まらないって言っただろ」
「お着物がよごれちゃう、から……」

 私の言葉を聞いて、彼の綺麗な顔が意地悪な笑みをたたえた。

「じゃあ、汚れないようにしないとな」

 そう言うと亮一さんは体をかがめ、私の足を自分の肩にかつぎあげる。
 そのいやらしい光景に、私は目を見開いた。

「やだ、そんなとこ……。亮一さん、だめです……!」
「着物が汚れないようになめているだけだ」
「や、だめ……、んん!」

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