僕は君に毎日恋をする
乃蒼の同僚で友人・里島 高敏にもう一人同僚・嶋多 千暁と三人で飲みに行こうと誘われた、乃蒼。
「うん。いいよ」
「でさ。男だけじゃ楽しくないし、女の子呼ばね?」
「うん」
(別に、男だけでも楽しいけどな)
乃蒼からすれば、女の子はうるさいので苦手だ。
乃蒼はかなりのイケメン。
その為か、よく質問責めにされたり“二人で抜けない?”と誘われたり、鬱陶しいのだ。
高敏が、二人の女性社員に声をかけた。
「あと、一人いない?」
「うーん…」
その時に乃蒼は、ふと思った。
“小宮山さんを誘いたい”
「あ、ねぇ!
小宮山さん、誘っていいかな?」
「ん?天使ちゃん?
いいよ!でも、来てくれっかな?」
「━━━━━小宮山さん!」
「はい」
「今日、予定ある?」
「え?いえ」
「じゃあ、僕達と飲みに行かない?」
「え?私ですか?」
「うん!行こう!」
「はい。じゃあ…」
「良かった!」
「………なんか、意外だな」
女性社員と一緒に前を歩く羽衣を見ながら、高敏が言う。
「高敏も?そう思う?」
千暁も賛成するように言った。
「何?」
「だって、乃蒼が女の子を誘いたいなんて初めてだったから」
「え?」
確かに、そうだ━━━━━
今まで……いや、なんなら生まれてから“自分から”誘うなんてしたことがない。
「まさか、惚れた?」
高敏が顔を覗き込んでにやつく。
「え?」
乃蒼は、羽衣を見た。
前に三人並んで、楽しそうに話している。
話に相槌をうちながら、ふわっと笑う羽衣。
ドキドキする━━━━━
「僕、好きなのかな?」
「そんなの、乃蒼にしかわかんねぇだろ?」
「まぁ、お似合いじゃね?
天使ちゃん、可愛いし!
イケメン乃蒼には、つりあうかもな!」
つりあうかつりあわないかなんて、関係ない。
乃蒼は、羽衣を恋人にできたら、どうなるのだろうと妄想していた。
「うん。いいよ」
「でさ。男だけじゃ楽しくないし、女の子呼ばね?」
「うん」
(別に、男だけでも楽しいけどな)
乃蒼からすれば、女の子はうるさいので苦手だ。
乃蒼はかなりのイケメン。
その為か、よく質問責めにされたり“二人で抜けない?”と誘われたり、鬱陶しいのだ。
高敏が、二人の女性社員に声をかけた。
「あと、一人いない?」
「うーん…」
その時に乃蒼は、ふと思った。
“小宮山さんを誘いたい”
「あ、ねぇ!
小宮山さん、誘っていいかな?」
「ん?天使ちゃん?
いいよ!でも、来てくれっかな?」
「━━━━━小宮山さん!」
「はい」
「今日、予定ある?」
「え?いえ」
「じゃあ、僕達と飲みに行かない?」
「え?私ですか?」
「うん!行こう!」
「はい。じゃあ…」
「良かった!」
「………なんか、意外だな」
女性社員と一緒に前を歩く羽衣を見ながら、高敏が言う。
「高敏も?そう思う?」
千暁も賛成するように言った。
「何?」
「だって、乃蒼が女の子を誘いたいなんて初めてだったから」
「え?」
確かに、そうだ━━━━━
今まで……いや、なんなら生まれてから“自分から”誘うなんてしたことがない。
「まさか、惚れた?」
高敏が顔を覗き込んでにやつく。
「え?」
乃蒼は、羽衣を見た。
前に三人並んで、楽しそうに話している。
話に相槌をうちながら、ふわっと笑う羽衣。
ドキドキする━━━━━
「僕、好きなのかな?」
「そんなの、乃蒼にしかわかんねぇだろ?」
「まぁ、お似合いじゃね?
天使ちゃん、可愛いし!
イケメン乃蒼には、つりあうかもな!」
つりあうかつりあわないかなんて、関係ない。
乃蒼は、羽衣を恋人にできたら、どうなるのだろうと妄想していた。