僕は君に毎日恋をする
「………っと、羽衣って最強だよねー(笑)」

「え?」

「僕に告白してきた時もそうだったけど……
スッゴい爆弾落としてくるんだから!
僕、大変なんだよ?
理性保つの!」

「乃蒼…」

「あ、でもぉー、今は理性保たなくていいよね?」
そう言って、今度は乃蒼に押し倒された。

そして口唇が重なる。
「んん……」
段々深くなって、どちらの息かわからなくなる。

「ん…ほんと、気持ちいいね、羽衣の口唇/////」
「乃蒼…」

「うん、もっと呼んで?僕の名前」
「乃蒼…乃蒼…」

「羽衣…大好き……
もっと…もっと…キス、しよ…?」
「ん…」

クラクラする━━━━━━
好きすぎて、酔ってしまいそうだ………!

乃蒼と羽衣は、夢中になり貪った。


羽衣の身体に、乃蒼の口唇が落ちていく。
時折強く吸い付かれ、羽衣の身体が跳ねて赤いキスマークがついた。

「フフ…僕の印!」
嬉しそうに笑って、羽衣の顔を覗き込む。

「乃蒼…」
「羽衣、大丈夫?」

「手…繋ぎたい……」
ゆっくり伸ばす羽衣の手を、優しく掴み指を絡め握った。
「羽衣…いれて、いい?」
「ん…大丈夫…」

「手、ずっと繋いでるからね。
大丈夫。怖くないよ……」
反対の手で、頭を撫でる乃蒼。

乃蒼の優しい表情と声色、言葉に羽衣は目が潤んでいた。

幸せな時間だった━━━━━━

抱かれることが、こんなに幸せなことだったなんて………!

「羽衣…僕を見て……!」
乃蒼の目を見つめる。


「うん。そう…見ててね。
羽衣、放さないからね……
ずっと、一緒にいようね……!」



━━━━━━━二人とも果てて、ベッドに横になっている。

羽衣は、自分とお揃いの乃蒼のネックレスを見つめていた。

「羽衣、もっとこっち!
落ちちゃう…」
「ん…ごめんね。狭いよね……」
乃蒼にぴったりくっつきながら、羽衣が申し訳なさそうに言った。

「ううん!
僕的には、羽衣とぴったりくっつけるから幸せ!」
微笑む乃蒼の頭を撫でる。

すると、嬉しそうにはにかんだ。

「乃蒼って、犬なの?」
「…………はい?」

「絶対、犬だよ!」

「え?え?羽衣、おかしくなったの?
熱があるとか?」

乃蒼が慌てたように羽衣の額に触れた。
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