僕は君に毎日恋をする
「だって、乃蒼に時々尻尾が見えるの」
「羽衣の目までおかしくなった。
大丈夫!?」
「大丈夫だよ!
私が言いたいのは、乃蒼って“犬系男子”とか言われたことない?」
「あー、そう言えば!元カノに言われたことある」
「だよね。
乃蒼って、可愛いなって時もあるし、カッコいいって時もある。
そうゆうところ、好きだな!」
「僕も!
羽衣の笑顔も、声も、柔らかさも……全部大好き!
好き~羽衣~!」
更にギュッと抱き締め、啄むキスを繰り返した。
(やっぱ、犬だ……!)
「フフ…くすぐった…い…よ…!」
「だってぇ、羽衣が可愛いんだもーん!」
「フフフ…乃蒼、私も!」
「ん?」
「私も、乃蒼にキスしたい!」
「うん!して?
…………ん…フフ…」
乃蒼の口唇に、キスをする羽衣。
しかし、ズレてしまう。
「あれ?なんか、上手くできない……」
「可愛い////」
「うー、悔しい…!」
しばらくして………
「━━━━━羽衣、眠い?」
「うん、少し…でも、大丈夫だよ!」
「寝ていいよ!
ずっと、頭撫でててあげるから」
「ん…ごめんね……」
必死で目を開けるが、乃蒼の優しい手の温かさに目蓋が閉じてしまう。
羽衣は、眠ってしまった。
「可愛い…羽衣……」
微笑み、寝息をたてている羽衣の頭を撫でる乃蒼。
ふと、テーブルに目が行く。
先程見ていた、羽衣の高校の時の写真が見えた。
「……………聞きそびれちゃった…」
羽衣と一緒に映っていたのは、女子だけではなく、男子も一緒だった。
しかも、羽衣の隣に映っていた男子は羽衣の肩に手を回していた。
「絶対、彼氏だよね……あの人…」
どんな人だったのだろう。
どんな話をして、どんな所へ行き、どんなことをしたのだろう。
羽衣の口唇の柔らかさ、甘い声、可愛い笑顔……
この男も知っているのだろう。
凄まじい嫉妬心がこみ上がってくる。
「全部、僕だけがいいな……」
口唇の柔らかさも、甘い声も、可愛い笑顔も………
全部、全部、全部………
一人占めしたい………!
「羽衣の目までおかしくなった。
大丈夫!?」
「大丈夫だよ!
私が言いたいのは、乃蒼って“犬系男子”とか言われたことない?」
「あー、そう言えば!元カノに言われたことある」
「だよね。
乃蒼って、可愛いなって時もあるし、カッコいいって時もある。
そうゆうところ、好きだな!」
「僕も!
羽衣の笑顔も、声も、柔らかさも……全部大好き!
好き~羽衣~!」
更にギュッと抱き締め、啄むキスを繰り返した。
(やっぱ、犬だ……!)
「フフ…くすぐった…い…よ…!」
「だってぇ、羽衣が可愛いんだもーん!」
「フフフ…乃蒼、私も!」
「ん?」
「私も、乃蒼にキスしたい!」
「うん!して?
…………ん…フフ…」
乃蒼の口唇に、キスをする羽衣。
しかし、ズレてしまう。
「あれ?なんか、上手くできない……」
「可愛い////」
「うー、悔しい…!」
しばらくして………
「━━━━━羽衣、眠い?」
「うん、少し…でも、大丈夫だよ!」
「寝ていいよ!
ずっと、頭撫でててあげるから」
「ん…ごめんね……」
必死で目を開けるが、乃蒼の優しい手の温かさに目蓋が閉じてしまう。
羽衣は、眠ってしまった。
「可愛い…羽衣……」
微笑み、寝息をたてている羽衣の頭を撫でる乃蒼。
ふと、テーブルに目が行く。
先程見ていた、羽衣の高校の時の写真が見えた。
「……………聞きそびれちゃった…」
羽衣と一緒に映っていたのは、女子だけではなく、男子も一緒だった。
しかも、羽衣の隣に映っていた男子は羽衣の肩に手を回していた。
「絶対、彼氏だよね……あの人…」
どんな人だったのだろう。
どんな話をして、どんな所へ行き、どんなことをしたのだろう。
羽衣の口唇の柔らかさ、甘い声、可愛い笑顔……
この男も知っているのだろう。
凄まじい嫉妬心がこみ上がってくる。
「全部、僕だけがいいな……」
口唇の柔らかさも、甘い声も、可愛い笑顔も………
全部、全部、全部………
一人占めしたい………!