イケメンクラスメイトの推し愛が重い
*11.ときめかない方が無理
「…で、
アンタはまたとんでもない爆弾落として帰ってきたと?」
「す、すいませぇん…」
祭りから帰ってきた茉美がいきなり『ごめん』って言うから事情を聞いたら…
……また私の知らないところで余計なこと言いやがったな?
まったく…監視してないと何言うかわかったもんじゃない。
今日梅森くんを誘うためにも私を利用したわけだし。
もし茉美がアイドルに戻りたいって言っても
私はコイツとMi☆Miをやっていく自信はもうないぞ。
「……はぁ…。
で、梅森くんはなんて?」
「あ!そこはちゃんと誤魔化しといたから…!
年上だし、保健室登校だから学校じゃ会えないよって!」
「いつの間に私は年上で保健室登校してる人間になったの」
「ご、ごめんってばぁ〜…」